【古本屋】国立市・三日月書店に入店して本を6冊買った話

こんばんは、みりんです。

いきなりですが、私は古本屋という”場所”が好きです。初めて行く場所でも、行き慣れた場所でも、毎度宝探しのようにわくわくし、時間を忘れ没頭してしまいます。

今回は、最近見つけたお気に入りの古本屋さん、国立市にある「三日月書店」と、先日そこで買った本(絵本)について。

(記事のタイトル…元も子もない感じになってしまいましたが、ただの私の購買記録です。笑)

三日月書店は、国立駅南口を出て左斜めに真っ直ぐのびた旭通り沿いにある古書店。公式サイトによると、2021年7月頃に開店したようです。

私が初めてお店を認識したのは初秋の頃。

その日、家族と国立市でお昼にお蕎麦を食べた後、一人で旭通り沿いの歯医者さんに行き、そのまま寄り道せず帰宅する予定だったのですが、(休日に夫一人に娘の相手をさせていると、なんだか申し訳ないなあ…という気持ちになる習性があります。笑)

歯の治療後だったせいか初秋の気持ちの良い気候のせいか、ふと散歩したくなり、少し歩いたところぱっと目についたのが三日月書店さんでした。

軒先にも書籍を展開していて、そこに気になる絵本が何冊か見えたのがきっかけだったと記憶しています。挿絵が独特でかわいらしい本、タイトルが秀逸な本、絵本雑誌で高評価を得ているロングセラーの本、元々好きなシリーズの別冊、昔の絵本雑誌…

視線を棚にずらすと好きな作家の数々。軒先に陳列されているものは文庫本が多めでしたが、店内に近づくほど気になるタイトルばかりの本で足は自然と中へ中へ…

店内は6〜8畳くらいの真四角の空間。カウンターのある一辺を除いて、部屋の三辺は床から天井まで古書がびっしりと埋められています。部屋の真ん中にはテーブルがあり、その上にもきれいに並べられた書籍と、作家さんの雑貨が少し。明るすぎない照明が落ち着きます。

書籍は多いけど雑多な感じはなく、本好きの友達の家に遊びに来たような…表現が難しいのですが、一冊一冊が大切に扱われていて、思い入れを感じる空間でした。

ついつい1冊1冊をまじまじと観察。

文学、文化人類学、歴史、宗教、音楽…そして、絵本。私の潜在意識を掻き立てるような、魅力的なラインナップ!

今まで訪れた古書店は多からず少なからず…といったところですが、「ここ好きだなあ、フィーリングが合うなあ」と思う店はそんなに多くはありません。

三日月書店さんは、ファーストインプレッションから中身(書籍のラインナップ、空間演出)まで期待を裏切られず、初日からすっかりファンに。必ずまた来るなあと自分の中で予感しながら、その日は娘のために2冊、絵本を買って帰宅しました。

ちなみに…値段は各書籍の最後のページに小さく鉛筆書きされています。書籍の棚にさり気なくその旨がサジェストされています。私だけかもしれませんが、古本屋の多くは値段が分かりづらくて多少もやもやするので、こういった気遣いはありがたいなあと思います。

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それから何回か通ったのですが、家族と一緒だったこともあり集中して店内を見ることが出来ず、またタイミングよく一人で来れた時にじっくり見よう、と考えていました。

三日月書店さんに初めて行った日と同様、またちょうどたまたま国立市の病院にかかる機会があり、迷わず足を運びました。15〜20分ほどだったでしょうか、店内を吟味して購入に至った本がこちら。

  1. ぞうくんのあめふりさんぽ なかのひろたか作・絵 福音館書店
  2. 三びきのやぎのがらがらどん マーシャ・ブラウン絵・瀬田貞二訳 福音館書店
  3. かぼちゃひこうせん ぷっくらこ ヘンナー卜・ヘルシング作・スペン・オットー絵 アリス館
  4. はじめてのキャンプ 林明子作・絵 福音館書店
  5. 銃後の花ちゃん 滝田ゆう著 朝日新聞出版
  6. ボブ・ディラン自伝 ボブ・ディラン著 ソフトバンク・パブリッシング

1〜4は娘に、5,6は自分用に。

絵本は出来る限り一通り読んでから購入するようにしていますが、今回も時間が許す環境だったのでそれが叶いました。

「ぞうくんのあめふりさんぽ」は、私がぞうさんのさんぽシリーズのファンということもあり、ざっと読んでほぼ即決。シンプルで優しい言葉づかいと、少しへんてこでユーモアがあり最後はほっこりとする話の展開が魅力です。

「三匹のやぎのがらがらどん」は、表紙とタイトルを見て、懐かしくて思わず購入。少し狂気じみた独特な絵柄が特徴的で、分かりやすくてテンポ感のよいストーリー展開。北欧民話の和訳かつ古典作品ということもあり、日本語が独特な箇所があったり(山に太りに行く、など…)暴力的な表現がありますが、なんだか毛嫌い出来ない不思議な魅力があります…(笑)登場人物たちがそれぞれ個性的なので、読み聞かせる方としても工夫のしがいがあって楽しい一冊。

「かぼちゃひこうせん ぷっくらこ」は全てにおいてファーストコンタクトだったのですが、最初から最後まで読んで、娘に読み聞かせる姿が想像できたので購入を決意。概要は、なかよしのくまさん二匹が庭で育てたかぼちゃに移住して海や空に浮遊する話なのですが…どうやら私は、こういう、付かず離れずのゆる〜い友人関係の二匹が非日常(夢物語)を日常のように楽しむ話が好きなようです。ぐりとぐらシリーズや、「かじってみたいな、お月さま」の絵本然り。

「はじめてのキャンプ」も、ほぼファーストコンタクト。ただ、著者の林明子さん、名前を聞いたことがある気がする…と思って調べてみたら、絵本「はじめてのおつかい」の、作画担当の方と判明。(三日月書店で初めて購入した絵本の一冊。保育士の夫も「いい絵本だよ〜」と推薦してくれていました。)

総ページ数104ページと、絵本にしてはそこそこのボリュームなのですが、見開き1ページに書かれた文章の量はそれほど多くはなく、話もシンプルなので読みやすいです。主人公のなほちゃんは多分3〜4才くらい。小学校低学年(かな?)のお兄さん・お姉さんに混じってキャンプに連れていってもらう話なのですが、なほちゃんの言動や仕草が娘と重なり、読んであげたいなあと思い購入を決めました。

残り2冊は私の読書用。

「銃後の花ちゃん」は絵柄から「あ、ガロかな…?」と思ったらやはりそうでした。(私はガロに連載していた漫画家にとても影響を受けています。水木しげるやつげ義春、ねこぢる、蛭子能収など)著者の滝田ゆうさんは国立市に住んでいたこともあるそうで、三日月書店に置いてあるとは、なんだか縁深い…。

ディランの自伝は完全に好奇心。思い返せば音楽家の自伝を読むのは初めてかもしれません。期待大です。

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