時短ワーママ、転職活動ログ③:初めての不採用通知と応募書類に対する考察

【前情報】私は、いわゆる時短正社員のワーキングマザーです。ある日の出来事をきっかけに、第二新卒からずっと勤めていた会社を辞め転職することを決意し、本気で転職活動に取り組んでいました。その中での悩みや葛藤、気づきなどを交えながら、活動を始めた2020年10月頃〜2021年4月頃までの記録を書き綴ります。

前回までの記事はこちら↓

こんばんは、みりんです。

今回は、転職活動初めての挫折編です。タイトルが暗い…(笑)けど記録として残します。

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前回の記事で、友人が働く企業に応募するため、5年ぶりに履歴書と職務経歴書を書いて提出したと書きましたが、

提出後2日後には不採用の通知、いわゆるお祈りメールがきました…思い出すのも辛いですが載せます…

↑実際のお祈りメール本文の一部

ああ辛い…(笑)

実際にその企業で働く友人の紹介だし書類くらいは通るでしょう、と高をくくった結果がこちら。

書類が通らなかったことはもちろんショックでした。しかしそれ以上に、思いがけずこんなにも丁寧なフィードバックを頂いたことで、自分自身の浅はかさに対し恥ずかしさを覚えました。

というのも、今回の応募時、かなり自己流の、ただやる気を書きなぐったような職務経歴書を書いてしまった、と後になって気づいたのです。(右も左も分からない大学生の就活初心者かよー…と自分で自分に突っ込みたい…)

応募要項、企業サイトのコンテンツは隅々まで読み込み、企業に対する理解は深めたつもりでいました。応募先の職種は今までの職種と同じ【営業】だし、数字で表せる営業実績もある。社内の基幹システム(IT)構築を先導した経験もある、小さなプロジェクトだけどリーダー経験も後輩育成経験もある…今までと取り扱う商材が違うだけで、絶対に役に立てるはず!という思考回路でした。

書類作成当時は、実績を羅列すれば企業側が勝手に入社後の私を勝手にイメージしてくれるはずだという、半ば他力本願な気持ちで経歴書を作成していたのです。

でもそれは、例えるなら「私はこんなに良い商品をもっているけど、欲しかったら声かけて〜」と一方的に独り言を言っているようなもの…「そんな売り文句(独り言)で誰が買うの?」という声が聞こえてきそうな営業スキルの低さ。

それこそ、商材が「自分」となっただけで、今まで生業としていた営業行為とさほど変わらないのに、今回の応募はまるで、ばらまき用に作成した自社パンフレット(履歴書・経歴書)と有り合わせの定型文(もっともらしい動機)を添えた一式をポストに投函したくらいのものだったと振り返ります。一方的な営業電話、営業メールと変わらないかもしれません。

履歴書・経歴書はたかだかテキスト情報です。しかし、就職活動においてはよく言われることですが、これは企業へのラブレターであり、内容がしっかりとその企業宛にパーソナライズされている必要があると考えます。採用に力をいれていて、企業体制・福利厚生など色んな面で魅力的で、応募者が殺到するような先進的な企業であればあるほど、実績を織り込んだだけのパンフレット感覚の書類は、簡単に見透かされるような気がします。

初見の相手に、もしこの人が会社に入ったらこんなことが期待できそう、想像するとわくわくする、といった期待感・イマジネーションを掻き立てる必要があるのだと改めて感じ、営業企画の初心に立ち戻った気分でした。

実績以上に、私がどんな思考回路で、どんな提案をしたのか、提案する際にどんな工夫をしているのか等、ビジネスパーソンとしての私のパーソナリティが伝わるようなエピソードが書けていたら違っていたのかも…と考えたりします。

企業から頂いたフィードバックは、当然ながらありのままの理由を全て書かれているわけではないし、言いにくいことも角を立てないよう丁寧に言葉を選んで返信をいただいているので、限られたフィードバックの文面のみで失敗の原因を決めつけたり、ぐるぐる考えすぎるのも良くないとは思うのですが、

この企業さんのフィードバックは僭越ながらとても誠意が感じられて、ますます素晴らしい企業だなあと、ファンになりました。

今回は落ちてしまったけど、次にまたもし応募する機会があったら、今度こそ応募するに値する人間になっていよう、と最終的には思えました。

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この一社への応募の経験を皮切りに、転職サイトに登録し、実際に応募し始めました。

次回へつづく。

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