東京は国立にある老舗喫茶「ロージナ茶房」。多くの著名人ゆかりのお店。一度訪れて以来、料理のおいしさ・店の雰囲気含め家族全員でファンになりリピート確定。メニューが豊富かつ、頼むもの頼むもの全部が美味しくて、全部食べてみたい…と思うようになり、記録を始めることにしました。
こんばんは、みりんです。
朝方すっかり冷えるようになり、既に夏が恋しい今日この頃です。(今年は雨も多く、夏らしさを感じる日が少なかったと思うのは私だけでしょうか…?)
今日の記事は、タイトル通り「ロージナ茶房」さんの食レポ初回編です。
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とある日曜日の午前、前日まで連日くもりか雨続きだったのですが、久しぶりに晴れ間が戻ってきたので家族でぶらっと散歩に出かけました。
完全思いつきのぶらっと散歩の行先は、大抵いつも国立市の大学通り。秋色に近づく樹々を通り抜けて、いつもと少し違う路地に入ってみたりして、小一時間過ごしました。
お腹がすいてきたタイミングで大学通りに戻ってきました。ふと駅前のブランコ通りに入ると、ちょうどお店の方が看板を出すタイミングに遭遇。外には二人組の男性が開店前から待っていた様子でした。
路地裏にひっそりと佇む喫茶店。かの忌野清志郎さん所縁の地として認識していて、また音楽活動をしている知人がかつて働いていたこともあり、実は前々から気になっていたお店でした。
気になったが吉日ということで、家族を連れて初入店。
心地の良い古家具と控えめな照明。昭和から時が止まったような、ノスタルジー漂う空間。大学通りの喧騒を忘れ、まるで異空間に来たような気がして、私はひっそりと息をのんでしまいました。
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今回、家族3人で頂いたメニューはこちら。
- ナポリタン
- ザイカレー
- 鶏肉のグラタン
ナポリタンは、ザ・ナポリタン。太めのパスタに懐かしのケチャップ味が絡みます。「そうそう、これが食べたかった!」と思わず言ってしまう、期待を裏切らないお味。お皿も素敵でした。
ザイカレーは夫が注文。なんでも清志郎さんが愛した味だそうで、ロージナ茶房の看板メニューでもあるとか。長時間じっくりコトコト煮込んだのでしょう、具の形状が無くなったカレーのルー。一口もらいましたがまあ~~辛い。トムヤムクンの辛さが限界の私には、一口でアウト。一口食べただけでも5秒後、10秒後に辛さが襲ってくる感じ…。辛い物好きの夫でも「想像を超えてきた」らしく、滝汗をかきながら・目をしぱしぱさせながらも最終的には完食。「やみつきになる感じは分かる」だそうです(笑)
鶏肉のグラタンは、とろとろのベシャメルソースに鶏肉・パスタ等がゴロゴロ入った、これもザ・老舗のカフェ飯。3才の娘と一緒にモリモリ食べました。
隣の席に座っていた、聡明な雰囲気のマダムが、一人で経済新聞を読みながらチョコレートパフェを食べていたのもまた乙な光景でした…。
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ロージナ茶房さんとの出合いで、その日一日中満たされた気分になりました。また伺います。
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